焼き鳥や鶏鍋など食べ、男性客5人が食中毒 カンピロバクター検出 県南部保健所、戸田の飲食店を処分
2019/11/02/00:00
県は1日、戸田市新曽の飲食店「炭火焼鳥とさか」で提供された料理を食べた30~50代の男性客5人が腹痛や下痢、発熱などの症状を訴え、うち3人の便から食中毒の原因となる「カンピロバクター」が検出されたと発表した。
県南部保健所は同店で調理、提供された料理が原因と断定し、食品衛生法に基づき同日から3日間の営業停止処分とした。
県食品安全課によると、客は11人のグループで来店し、10月19日午後3時ごろ、同店で提供された焼き鳥や鶏唐揚げ、鶏鍋、サラダなどを食べた。同29日午前、戸田市内の事業所から「10月19日に戸田市内の焼き鳥店を11人で利用したところ、5人が腹痛、下痢、発熱などの食中毒様症状を呈した」という連絡が南部保健所にあり、同保健所が調査していた。