与野公園で秋バラ見頃 低温でゆっくりつぼみ作り、色や香り良く 家族連れや写真家など楽しませる
2019/11/02/00:00
さいたま市中央区の与野公園で秋バラが咲き広がっている。秋空の下で色鮮やかに凛と咲く姿は、家族連れや写真家など、多くの人の目を楽しませている。
約5万1千平方メートルの園内には5500平方メートルのバラ園があり、現在は約180種類3千株のバラが季節ごとに咲いている。
市公園緑地協会によると、例年は10月上旬から秋バラが見頃を迎えるが、今年は不安定な天候が続いたために10月下旬から11月上旬までが、比較的良く咲いているという。春に比べて咲く本数は少ないが、気温が低い中でゆっくりとつぼみを作るため、色や香りが良く、落ち着いた雰囲気を醸し出している。
千葉県柏市から車で1時間以上かけて訪れた50代の女性は「これだけの広さでさまざまなバラが一堂に見られるのは素敵。優雅な気分になります」と笑顔で話していた。