埼玉新聞

 

年賀状はがき、全国の郵便局などで発売開始 東京五輪・パラをPR、寄付金付きはがきも枚数限定で販売

  • 年賀はがきなどを求める大勢の利用者でにぎわう窓口=1日午前、さいたま市南区のさいたま中央郵便局

 来年の年賀はがきの発売が1日、全国の郵便局などで一斉に始まり、さいたま市南区別所のさいたま中央郵便局でも午前9時の開局とともに限定はがきなどを求める利用者が窓口ロビーに列を作った。

 毎年、開局と同時に年賀はがきを買い求めるという同市南区の主婦中野美智子さん(79)は「友達や親せき、きょうだいに季節のあいさつを出します。今年は平穏に過ごせたので、来年もそうだといいですね」と話した。

 今回は通常の無地(1枚63円)のほか、来年の東京五輪・パラリンピックが県内も会場となることをPRする、埼玉版広告付きはがき(1枚58円)、東京2020大会のエンブレムが印刷された寄付金付きはがき(1枚68円)などを販売。厚みのあるインクで大会マスコットキャラクター「ミライトワ」「ソメイティ」をあしらった特殊印刷はがき(1枚68円)も枚数限定販売する。お年玉くじの賞品は1等が現金30万円または電子マネー31万円分、2等がふるさと小包など。くじ抽せん日は来年1月19日。

 さいたま中央郵便局窓口営業部の久本誠さんは「さまざまなサービスがあるので直接郵便局で見てもらい、利用していただければ」と話している。

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