埼玉新聞

 

道路などに解体ごみ2万8570キロ投棄、男3人を再逮捕 別の不法投棄事件でも男ら逮捕/県警

  • 木くずなどが捨てられた滑川町の町道=昨年6月28日、滑川町和泉(県警提供)

 住宅解体で出た廃棄物を不法投棄したとして男ら3人が逮捕された事件で、県警生活経済課と小川、熊谷、東松山署は29日、廃棄物処理法違反(投棄禁止)の疑いで、熊谷市拾六間、無職の男(51)ら男3人を再逮捕した。

 再逮捕容疑は、共謀して昨年5月15日~7月4日、嵐山町の建設会社資材置き場や、滑川町の町道や河川敷、熊谷市の市道に、外壁材や木くず、廃プラスチック類など廃棄物計約2万8570キロを投棄した疑い。男は黙秘しているという。

 同課によると、廃棄物は北本市や深谷市などの解体現場から運び出されたものだった。

 県警は11日までに、嵐山町の別の資材置き場に廃棄物を投棄したとして、男ら3人を逮捕。投棄の手口が似ていることや供述などから今回の犯行を特定した。

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