埼玉新聞

 

男性が食中毒、サンマ刺し身を食べ アニサキスを検出 草加の飲食店を営業停止 感染防ぐ方法は

  • 草加の飲食店で食中毒

 県食品安全課は13日、草加市の飲食店「住よし」が寄生虫アニサキスによる食中毒を発生させたとして、同店を13日から2日間、営業停止処分にしたと発表した。

 同課によると、10日午後5時ごろに店でサンマの刺し身を食べた40代の男性が翌日午前5時ごろから湿疹や腹痛、おう吐などの症状を訴え医療機関を受診。アニサキスとみられる虫が検出された。

 同課は「魚介類を新鮮なうちにさばかず劣化させると、アニサキスが内臓以外の部位に移動し、感染に至る。加熱調理か冷凍で感染は予防できる」としている。

ツイート シェア シェア