埼玉新聞

 

<県民の日>はなわさんライブも 県庁オープンデーに過去最多1万2500人来場 40施設が入場無料に

  • 県のマスコット「さいたまっち」(中央)の5歳の誕生日を「コバトン」(中央左)や特設ステージの出演者らが祝った=14日午後、県庁

 県は「県民の日」の14日、さいたま市浦和区の県庁を開放する「県庁オープンデー」を開催した。親子連れを中心に過去最多の約1万2500人(県発表)が来場し、2020年東京五輪・パラリンピック関連の催しやタレントのはなわさんによるステージライブ、ご当地グルメ、スタンプラリーなどを楽しんだ。

 県庁本庁舎と第2庁舎の3階を結ぶ渡り廊下で、1964年と2020年の東京五輪聖火リレーのトーチや、64年東京と98年冬季長野五輪などの金・銀・銅メダルを展示。

 小学1年生の長男(7)と訪れた三郷市の40代パート女性は「県庁に来なかったら見られなかったので、貴重な経験になった。子どもにとってもいい記念になる」と目を細め、「来年の五輪ではサッカーやラグビー、卓球、水泳を見てみたい」と楽しみにしていた。

 本庁舎の中庭などでは、東京五輪で県内が競技会場となるバスケットボール、サッカー、ゴルフ、射撃と、パラリンピックのボッチャにちなんだ競技体験ができ、子どもたちの歓声が上がった。

 県内では県民の日の記念式典が行われたほか、こども動物自然公園(東松山市)や西武園ゆうえんち(所沢市)、東武動物公園(宮代町)など協賛40施設が入場無料になった。

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