埼玉新聞

 

<高校サッカー>埼玉県予選の組み合わせ 優勝争いは昌平、西武台、武南か 正智深谷、埼玉平成も可能性が

  • 攻撃のタクトを振る武南の松原

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  • 高校総体サッカー埼玉県予選の組み合わせ

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 サッカーの全国高校総体埼玉県予選は3日、46校が参加して開幕。決勝は18日、NACK5スタジアム大宮で行われ、優勝校が本大会(7月29日~8月4日・北海道)の出場権を獲得する。高円宮杯U―18(18歳以下)プレミアリーグ東地区に参戦する昌平、同プリンスリーグ関東2部に所属する西武台に、関東大会県予選優勝の武南と同準優勝の埼玉平成が3回戦、同8強は2回戦からそれぞれ登場する。1枚の代表切符を争う大会の行方を展望する。

■昌平、西武台、武南の三つどもえ

 優勝争いの中心は、大会2連覇を狙う昌平、プリンスリーグ関東2部で4位につける西武台に、2月の県新人大会と4月の関東大会県予選をともに制した武南が予想される。

 昌平は、年代別日本代表経験を持つ長(おさ)準喜、石川、小田らタレントぞろい。U―16(16歳以下)日本代表の山口に、長準喜の弟・璃喜と粒ぞろいの1年生も加わり、選手層が厚い。

 西武台は西村、武笠ら守りの核を担う選手をけがで欠く中、プリンスリーグで5得点の竹内ら攻撃陣の出来が勝敗の鍵を握りそうだ。1回戦敗退だった県新人大会のリベンジに燃える。

 県内三つ目のタイトルを目指す武南は、S1リーグで2位と好調を維持。川上、高橋秀、松原らスピードを生かしたドリブルで突破できる選手が多い。また、ベンチにも順応性にたけた選手が多く、誰がピッチに出ても遜色ない。

 S1リーグで首位に立つ正智深谷、関東大会県予選準優勝の埼玉平成も虎視眈々(たんたん)と頂点を狙う。浦和南―立教新座、市浦和―聖望学園など1回戦から注目カードがめじろ押しだ。
 

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