埼玉新聞

 

「いちご大福」食べ食中毒、25人おう吐 老舗の和菓子屋、製造従事者2人からノロウイルス検出…営業停止に

  • 【地図】熊谷市

    ノロウイルスによる食中毒が発生した熊谷市

  • 【地図】熊谷市

 埼玉県は28日、熊谷市末広1丁目の老舗和菓子屋「出川屋」で、ノロウイルスによる食中毒が発生したと発表した。県は食品衛生法に基づいて、営業者の出川製菓(同所、出川成之社長)を同日から3日間の営業停止処分にした。

 県食品安全課によると、23~24日に製造・販売された「いちご大福」を食べた30人のうち25人が、24日午前11時ごろからおう吐や下痢、発熱などの症状を訴えた。熊谷保健所が調べた結果、患者13人と製造従事者2人の便からノロウイルスが検出された。患者は全員快方に向かっているという。

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