埼玉新聞

 

全身でおえかき!服も髪の毛も絵の具だらけに 顔に塗り合い、紙の上を転がる子も さいたまでイベント

  • 7色の絵の具を使って思い切り遊ぶ子どもたち(中央)=5月27日、埼玉県さいたま市大宮区高鼻町2丁目のビブリ

    7色の絵の具を使って思い切り遊ぶ子どもたち(中央)=5月27日、埼玉県さいたま市大宮区高鼻町2丁目のビブリ

  • 7色の絵の具を使って思い切り遊ぶ子どもたち(中央)=5月27日、埼玉県さいたま市大宮区高鼻町2丁目のビブリ

 アートプロジェクト「絵の具であそぼう」が5月27日、埼玉県さいたま市大宮区の複合施設「Bibli(ビブリ)」屋上で開催された。子ども約60人と保護者らが参加。絵筆を使わずに手足や全身で、白、黄、紫、水色など7色の絵の具を使って、紙に虹の絵を描いたり、親子が顔や腕に塗り合ったりして、笑顔がはじけていた。

 アート講師で画家の新宅(しんたく)百絵さん(31)が2015年ごろから始めた。絵の具遊びをすることで、子どもたちの個性や表現力を育むことができるとして、全国各地で開催している。

 三郷市の中野智菜美さん(30)、長男の瑛登さん(4)、長女の陽茉理さん(2)は2回目の参加。泥遊びが大好きな瑛登さんは、転がって服や髪の毛も絵の具まみれになりながら、「楽しかった」。智菜美さんは「伸び伸びと自分のしたいことをさせたいと思って参加した。また来たいです」と話していた。

 新宅さんは一緒に絵を描いたり、子どもたちの足裏に絵の具を塗ったりしていた。最後に「上手下手ではなく、『一生懸命よく遊んだ』と子どもたちを褒めてください」と呼びかけていた。

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