埼玉県嵐山町菅谷の県立嵐山史跡の博物館に1日から、鎌倉時代の武蔵武士のかがみとして尊敬されてきた畠山重忠公の像やイラストをアクリルキーホルダーにしたカプセルトイ（通称「ガチャ」）が設置され、話題になっている。

　同博物館は、重忠が住んだとされる菅谷館跡に立つ。郷土の偉人・重忠公を「もっと知ってもらい、幅広い層にアピールしたい」と、オリジナルの「ご当地ガチャ」を企画した。

　菅谷館跡の二ノ郭土塁上に立つ重忠像、町内在住の田畑紗雪さんデザインで、可愛らしい風貌ながらもりりしい重忠、銘菓「史跡最中」の包み紙にあしらわれた重忠のイラスト、深谷市の重忠公史跡公園内の重忠像、横浜市旭区のマスコットキャラクターあさひくんが扮した重忠、同博物館の重忠ロボをモチーフにした重忠のイラストの6種類がある。

　いずれも縦横、各5センチで、説明書付き。同博物館限定。1回200円（税込み）で販売されている。なくなり次第、終了の予定。

　問い合わせは、県立嵐山史跡の博物館（電話0493・62・5896）へ。