「カードが使えない」似た手口の詐欺、高齢女性3人が被害 現金計250万円、不正に引き落とされる/志木
2019/11/24/00:00
志木市内で22日、同じような手口による3件の手渡し詐欺事件が発生した。高齢女性3人が、自宅を訪れた全国安全保証協会職員を名乗る女に計11枚のキャッシュカードをだまし取られ、不正に現金計250万円が引き落とされていた。朝霞署が詐欺事件として関連を捜査している。
同署によると、22日午前11時ごろから、無職女性(77)方に家電量販店員を名乗る男らから「お客さまのクレジットカードで商品を買おうとしている人がいる」「キャッシュカードが使えなくなっているので職員が取りに行く」などと電話があった。信じた女性は同11時40分ごろ、自宅を訪れた女にキャッシュカード3枚を手渡した。帰宅した夫に話し、被害が判明。150万円が引き落とされていた。
女性会社員(81)はキャッシュカード5枚を手渡し、約50万円が引き落とされていた。無職女性(81)はキャッシュカード3枚を手渡し、50万円が引き落とされていた。
1件目の女は20代前半で身長約160センチの中肉。白色ブラウスに黒色スカート姿だった。他の2件の女も特徴が似ているという。