埼玉新聞

 

オープンした広大な公園、日本一の川幅&富士山の眺め最高 遊具充実、噴水、ドッグラン、ピクニック最適

  • 遊具が充実している「大間近隣公園」。広々としていて、景色も抜群=鴻巣市大間字内谷

    遊具が充実している「大間近隣公園」。広々としていて、景色も抜群=鴻巣市大間字内谷

  • 遊具が充実している「大間近隣公園」。広々としていて、景色も抜群=鴻巣市大間字内谷

 鴻巣市が同市大間地区の高規格堤防上に約4億円をかけて整備した「大間近隣公園」が完成し、3日、オープンした。同公園は約1・7ヘクタールと広大。富士山や荒川の川幅日本一の景色などが望めることから「大間見晴らしの丘」という愛称も付けられている。

 「健康を育み、運動を通じた憩いや交流の場」が同公園の基本コンセプト。年齢や性別、身体的能力などを問わないで誰もが一緒に遊ぶことができるインクルーシブ遊具のゾーンでは、幼児も伸び伸びと遊んでいる。

 各種滑り台やアスレチックなど、さまざまな遊具が一つになった複合遊具では、いろいろな遊び方ができる。ぶら下がって一周できるロープウエーは、体力を使う。さりげなく健康遊具もいろいろ整備されている。広々とした芝生広場では、のんびりとピクニックができる。噴水広場もある。

 愛犬と一緒に楽しめるドッグランのゾーンも充実している。大型犬と小型犬などで分かれているので、安心してドッグランができる。

 隣の北本市から家族で訪れた津田侑也さん(29)は「インクルーシブ遊具では、小さい子でも安心して遊べる。子どもが喜んでいる。こういう施設はあまりない。とてもいい」と話していた。

 同公園までは、JR鴻巣駅西口から車で約7分。徒歩で約14分。問い合わせは、鴻巣市役所都市計画課公園緑地担当(電話048・541・1321代表)へ。
 

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