27日午後5時10分ごろ、富士見市水子の東武東上線踏切で、小川町発池袋行上り急行列車(10両編成)が立ち往生していた乗用車に衝突、車を運転していた同市の男性(77)が腰を痛めて病院に搬送された。乗客乗員にけがはなかった。
東入間署によると、現場はみずほ台駅から南東に約300メートル、幅2・9メートルの踏切。事故を見た女性が「車と列車が衝突した」と110番した。
車は川越方面からさいたま市方面に向かっていたとみられ、踏切内で立ち往生した。衝突で車の後部が激しく損傷したが、男性は衝突後に車外に出て、命に別条はないという。
同署で詳しい事故原因を調べている。