埼玉新聞

 

ポインセチアの出荷、入間で最盛期 台風で日照不足も例年通り色づく クリスマスに彩り、人気の色は

  • 鮮やかに色づいたポインセチア=29日午前、入間市寺竹の篠園芸

 クリスマスを彩る観葉植物のポインセチアの出荷が入間市寺竹の篠園芸で最盛期を迎えている。11月20日ごろから出荷が始まり、クリスマス前まで出荷される。

 同園には8棟の温室があり、7月中旬から苗の植え付始めた。赤やピンクなど濃淡さまざまな約15種類、約6万鉢のポインセチアを育てている。人気は定番の赤色で、高さ20センチほどの3寸鉢だという。

 篠園芸の篠孝幸さん(47)によると、夜でも温室内が17度以下にならないように維持し育てている。今年は台風や長雨の影響による日照不足で色つきが1週間から10日ほど遅れたが、現在は例年通りに色づいたという。

 篠さんは「ぜひポインセチアを家庭で飾って、幸せなクリスマスを過ごしてもらえれば」と話していた。

 同園のポインセチアは都内や県内の市場などに出荷しているほか、直売も受け付けている。問い合わせは篠園芸(電話04・2936・0723)へ。

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