2日午後0時半ごろ、越谷市大房の東武伊勢崎線踏切内で、同市のアルバイト男性(58)が赤城発浅草行き上り特急列車(6両編成)にはねられ死亡した。
越谷署によると、通行人の50代女性が遮断機が下り始めてから踏切内に入る男性を目撃。女性は男性に注意を呼び掛け、非常停止ボタンを押したが、男性はそのまま踏切内であおむけになり、大袋駅―北越谷駅間を走行中の電車にはねられた。乗員乗客にけがはなかった。
東武鉄道によると、事故により同線の上下線38本が運休となり、最大1時間27分の遅れが発生。約5千人に影響が出た。