窓を割るの好き、三角形だとすっきり…県内7市3町114カ所に侵入・窃盗容疑の男を追送検 捜査を終結
2019/12/04/00:00
東松山市の不動産会社事務所に侵入したとして男が逮捕された事件で、県警捜査3課と東松山、小川、西入間署は3日、窃盗などの疑いで、坂戸市芦山町、無職の男(30)=同罪などで公判中=をさいたま地検に追送検した。
県警は県内7市3町で発生した窃盗事件など117件(被害総額約100万円)を確認、うち114件(同88万円)を追送検し、捜査を終結した。
追送検容疑は昨年10月23日から今年8月19日までの間、坂戸市南町の会社事務所など114カ所に侵入し、現金計約78万円と財布など30点(計約10万円相当)を盗んだ疑い。「遊興費、生活費欲しさでやった」と容疑を認めているという。
同課によると、男はドライバーで窓ガラスを割って侵入。117件のうち未遂が53件と多く、「ガラスを割るのが好きだった。三角形にきれいに割れるとすっきりする」と供述しているという。
県警は8月19日、住居侵入容疑で男を現行犯逮捕。9月に窃盗未遂容疑などで再逮捕し、余罪を調べていた。