埼玉新聞

 

<熊谷6人殺害>やっとの思いで生きてきた…妻子殺害された男性「訳が分からない」 はだし投げ出す被告

  • 判決を受けて記者会見する遺族の男性ら=5日午後5時半ごろ、東京・霞が関の司法記者クラブ

 熊谷市で2015年9月、小学生姉妹を含む男女6人が殺害された事件で、強盗殺人と死体遺棄、住居侵入の罪に問われたペルー人のナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン被告(34)の控訴審判決公判が5日、東京高裁で開かれた。大熊一之裁判長は「被告は心神耗弱の状態だった」として、一審さいたま地裁裁判員裁判の死刑判決を破棄し、無期懲役を言い渡した。

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