「焼いて食べるとおいしい」味、香りに自信 原木シイタケ、入間で出荷始まる 市内の直売所などに出荷
2019/12/07/00:00
伝統的な栽培方法で育てられる原木シイタケの出荷が入間市内で始まっている。
原木シイタケはナラやクヌギの木に種菌を植えて、自然の気候を最大限に利用しながら収穫する。県椎茸経営者協議会会長の久保田勝さん(61)は約40年シイタケ栽培を行っていて、同市宮寺の平地林で、長さ約90センチのほだ木約6千本を管理している。
約1年半ほだ木を寝かせた後、同市小谷田のハウスに移動させ、シイタケを発生させて収穫する。今年は11月下旬から出荷が始まり、来年3月まで続く。一日の出荷量は10から15キロで最盛期には約30キロになるという。市内の直売所などに出荷される。
久保田さんは「味、香り、歯応えに自信がある。塩を少し振って焼いて食べるとおいしい」と話していた。