<高校ラグビー>浦和、開幕試合で岡山・玉島と対戦 松永主将が意気込み「相手が決まり引き締まった」
2019/12/08/00:00
第99回全国高校ラグビー大会(27日~来年1月7日・花園)の組み合わせ抽選会が7日、大阪市内で行われ、埼玉代表で6大会ぶり3度目出場の浦和は27日の開幕試合で玉島(岡山)と対戦することが決まった(12時30分・第1グラウンド)。
玉島は2大会連続3度目の出場で、昨年はベスト16まで勝ち上がった。浦和は1回戦を突破すれば、30日の2回戦で坂出第一(香川)と青森山田の勝者と戦う。
2連覇を狙うBシードの大阪桐蔭(大阪第1)は、鹿児島工と茗渓学園(茨城)の勝者と2回戦でぶつかる。
前回準優勝で今春の選抜大会を制した桐蔭学園(神奈川)、選抜大会準優勝で2大会ぶり出場となる御所実(奈良)、京都成章のAシード3校と国学院栃木、東福岡などBシード10校は30日の2回戦から登場。準々決勝、準決勝のカードはあらためて抽選する。
選手宣誓は、高鍋(宮崎)の細元亮主将に決まった。
■浦高初の1勝を/三宅監督
浦和は2大会連続3度目の出場となる玉島と開幕試合で対戦することが決まった。三宅監督は「(主将の)松永がAグラウンドで開幕試合を引き当ててくれた。大声援を後押しに、自分たちの強みをうまく引き出して浦高初の1勝を手にしたい」と抱負を述べた。
玉島の印象について、指揮官は「(全国高校)7人制ラグビーで昌平に勝った実績もあって、個の力を持っている。FW、BKともに突破力のある選手がいるから、持ち前の早いディフェンスで抑えていきたい」と力を込めた。
くじを引いた松永は「決勝が終わってから全国への実感が湧かなかったが、対戦相手が決まって気が引き締まった。開幕試合の雰囲気にのまれないように準備していきたい」と意気込んだ。