見頃を迎えた紅花(ベニバナ)が埼玉県桶川市川田谷の畑で美しく咲いている。17日に開催された「べに花まつり」では、城山公園をメイン会場に紅花の切り花販売やステージイベント、特産市、紅花染め体験などが行われ、多くの人でにぎわった。
江戸時代後期に紅花の一大産地として知られた桶川市。山形県に次ぐ全国2位を誇った。桶川宿には良質な紅花「桶川臙脂(えんじ)」を求め、多くの紅花商人が訪れたという。
さいたま市から訪れた20代の女性は「こんなにたくさん咲いている紅花畑を見たのは初めて。かわいい」と声を上げていた。べに花まつりは18日まで。