中距離電車の川口駅停車、取り組む姿勢を強調「JRと共に勉強していく」 川口市長、市議会で答弁
2019/12/14/00:00
川口市がJR川口駅に宇都宮線や高崎線の中距離電車の停車をJR東日本に申し入れている問題で、川口市の奥ノ木信夫市長は11日、市議会の一般質問で「JRから難しい課題も示されたが、共に勉強していくことを約束した」と答弁した。
浜田義彦市議の一般質問に答えた奥ノ木市長は、11月20日にJR東日本本社を訪れ、中距離電車の川口駅停車について深沢祐二社長宛ての要望書を提出し、西野史尚副社長と面談したことを明らかにした。JR側は市の想定額を大きく上回る費用を提示したほか、貨物列車の通過があるためホーム増設などの工事に制約があり、停車によるデメリットが大きいことなどを課題に挙げたという。
奥ノ木市長は面談について「丁寧な説明はこれまでにない対応で、JR側も真剣に検討していると感じた。難しい課題も示されたが、私もJRもこの日がキックオフであるとの認識を共有し、共に勉強していくことを約束してきた」と述べ、諦めずに取り組んでいく姿勢を強調した。