埼玉新聞

 

性的暴行…スカートはいた女装の男、20代女性に強制性交 下着も奪う その後、別の女性も襲う…女装なし

  • 押収した女性用の着衣など=21日、大宮東署(県警提供)

    押収した女性用の着衣など=21日、大宮東署(県警提供)

  • 押収した女性用の着衣など=21日、大宮東署(県警提供)

 女性の体を触るなどのわいせつな行為をしたとして、埼玉県警捜査1課と大宮東、鴻巣、狭山の合同捜査班は21日、強制わいせつの疑いで、北本市東間1丁目、無職の男(26)を再逮捕した。

 再逮捕容疑は今年5月19日午後11時40分ごろ、鴻巣市内の路上で自転車で帰宅中の20代女性の体を触るなど、わいせつな行為をした疑い。調べに、「何も話したくない」と容疑を否認しているという。

 捜査1課によると、男は5月7日午前2時40分ごろ、さいたま市内の路上で徒歩で帰宅中だった20代女性に性的暴行を加えた上で下着を奪ったとして、県警が同月31日に強盗と強制性交等の疑いで逮捕した。その際、女性用スカートをはいて犯行に及んでいて、「自己の性的欲求を満たすため。女装することで、より興奮が高まる」旨の供述をしていたという。県警が男方から女性物の着衣と下着を複数押収している。

 鴻巣の事件では女装はせずに、長袖シャツとハーフパンツ姿だった。いずれも付近の防犯カメラ映像の精査などから男の犯行を特定した。

 県警は、男のこれまでに供述などから県内で余罪が数件あるとみて、調べを進めている。
 

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