<県駅伝>3日号砲、高校男子の見どころ 埼玉栄3冠が濃厚、追う武蔵越生と花咲徳栄 東農大三なども注目
2019/02/02/00:00
第86回埼玉県駅伝は3日、男女4部門に計118チームが参加して開催される。男子(6区間42・195キロ)がさいたま新都心駅前、女子(5区間20・5キロ)が鴻巣駅東口付近をスタートし、ともにゴールの熊谷スポーツ文化公園陸上競技場を目指す。スタートは男子が午前8時30分、女子が同9時30分。各部門ごとにレースの見どころを探った。
■高校男子 埼玉栄3冠へ盤石
部門最多の40校が出場する高校男子の部。揺るがぬ本命は昨年12月の全国高校駅伝で6位に入賞した埼玉栄。総合力の高さは圧倒的で同県予選、奥むさし駅伝との2年連続の県内3冠は濃厚だ。
埼玉栄は宮坂、久保田の安定感抜群の両3年生に10キロ超区間の3、5区を任せる。都大路で好走した脇坂と佐藤、西田の両1年生も好調を維持していて、隙は見当たらない。走れば3週連続の駅伝となる2年生白鳥の起用法にも注目。1区からリズムに乗り、“一般超え”も視野に入れる。
追う高校駅伝県予選準優勝の武蔵越生と同3位の花咲徳栄は前半で食らいつけるか。武蔵越生は永井、笛木の1、2区で流れをつくり、1月20日の全国都道府県男子駅伝を走り、持久力に絶対の自信を持つ3区川田につなぎたい。花咲徳栄は伊藤、工藤の2、3区がポイントか。アンカーを担いそうな中山は好調だ。
このほか東農大三、浦和実、松山、坂戸西、浦和、立教新座、春日部、川越東にも注目したい。