埼玉新聞

 

幸せチョコ「松山ショコラ」人気、東松山・夢菓子工房ププリエ 30年前からベストセラー、すぐ売り切れ

  • 松山ショコラ

 1978年創業のププリエは「作り置きをしない」をモットーに、作りたての味を提供している。冬の贈答品としてお薦めなのが、本店がある東松山の名を取った「松山ショコラ」だ。

 オリジナルのマドレーヌ生地と、ガナッシュ(生チョコレート)を合わせ、ミルクチョコでコーティングした。マドレーヌ生地には、自家製のアーモンドペーストやアーモンドパウダー、南仏の蜂蜜などを使用。ガナッシュは溶かしたチョコに生クリームを混ぜ、ブランデーで味付けをしている。

 国内外の原材料を使っているが、アーモンドを粉にひくなど原材料の加工は全て東松山の同店で行っている。30年前から販売しているベストセラーで、クリスマスやバレンタインの時期にはすぐに売り切れてしまうという。

 一口食べると、ブランデーの風味とともに豊かな甘さが広がり、思わずほほ笑みがこぼれる。オーナーシェフの大橋健二さん(72)は「別名、幸せチョコです」と笑う。

■メモ

 本店は東松山市松本町2の1の60(電話0493・23・7565)。松山ショコラは1個260円(税込み)。本店と嵐山店、北本店で販売している。年末年始は本店が26日と1月1日が休み、午前10時~午後7時(31日は6時閉店)。

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