埼玉新聞

 

埼玉武藏ヒートベアーズ、行田で野球教室 少年野球2チーム招く 「すごい」と驚き、児童ら満足げ

  • 埼玉武藏ヒートベアーズの山田茂人内野手から投球フォームを学ぶ子どもたち=行田市立下忍小学校

 熊谷市を本拠地とするプロ野球BCリーグの埼玉武藏ヒートベアーズ(今井英雄社長)は15日、行田市立下忍小学校で市内の少年野球2チームを招いて野球教室を開いた。

 佐間下忍少年野球、若小玉スピリッツの選手や指導者ら約50人が参加。同球団の宮之原健外野手、山田茂人内野手、中村泰成投手が指導した。

 子どもたちは、ピッチャー、内野、外野とポジション別にアドバイスを受け、バッティング練習も体験。「投げる、打つ、捕る」の基本に絞って上達の秘訣(ひけつ)を学んだ。

 宮之原選手が100メートル超えのバッティングを披露すると「すごい」など驚きの声が上がった。

 ピッチングで体重移動を学んだ太田西小5年の渡辺旺輝君は「練習や試合に生かして速い球を投げたい」と満足げ。下忍小4年の荻津光希君は外野手の動きを習得。「すぐ投げられる体勢を教えてもらった。練習してうまくなりたい」と楽しそうだった。

 内野を指導した山田選手は「キャッチボールがうまくなれば守備は上達する。今日みたいな笑顔で野球を続けてほしい」とエールを送っていた。

 同球団は、シーズンオフを中心に年間20回程度、熊谷市周辺で小中学生対象の野球教室を開催している。

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