埼玉新聞

 

美味しい連携…地元産の規格外野菜を動物園へ 公園で直売会開催も さいたま市公園緑地協会とJAさいたま

  • 贈呈式で飼育されている動物に野菜を与える小林貢常務理事(左)と渡辺誠吾理事長=23日、さいたま市緑区大崎の大崎公園子供動物園

    贈呈式で飼育されている動物に野菜を与える小林貢常務理事(左)と渡辺誠吾理事長=23日、さいたま市緑区大崎の大崎公園子供動物園

  • 贈呈式で飼育されている動物に野菜を与える小林貢常務理事(左)と渡辺誠吾理事長=23日、さいたま市緑区大崎の大崎公園子供動物園

 埼玉県さいたま市公園緑地協会とJAさいたまは23日、食品ロスを減らすための協定に伴う規格外野菜の贈呈式を緑区大崎の大崎公園子供動物園で行った。

 取り組みは、同市で生産された野菜のうち、流通されずに廃棄となる規格外野菜の有効活用と、それによる持続的な生産と消費を目的に、4月に締結された包括連携協定の一環。今回初めて贈呈が行われた。野菜は動物園で飼育されている動物の餌として活用され、今後も定期的に提供される。

 式典で同協会の渡辺誠吾理事長が「(持続可能な開発目標の)SDGsの取り組みとして有意義。連携を着実に広げていきたい」とあいさつ。JAさいたまの小林貢常務理事は「食品ロスは重要な課題。協力を密にしていきたい」と話した。

 両者はこのほか連携協定の取り組みとして「Parkマルシェ」と題した野菜直売会をさいたま新都心公園(毎月第2水曜)、山丸公園(毎月第2・第4金曜)、別所沼公園(不定期)、三橋総合公園(毎月第3木曜)で開催している。

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