使ってないネット料金に高額電子マネーを 来店客の言っていることおかしい…コンビニ店員が通報、被害防ぐ
2019/12/21/00:00
架空請求詐欺を未然に防いだとして、川口署は19日、コンビニエンスストア「ファミリーマート川口伊刈店」のパート秋山律子さん(46)に感謝状を贈った。
同署によると、秋山さんは9日、来店したさいたま市の70代女性が30万円分と高額の電子マネーを購入しようとしたことから詐欺を疑い、警察に通報して被害を未然に防止した。女性はインターネットを使っていないのに利用料金を請求されていたという。
秋山さんは「注意喚起のポスターや店長にも言われていたので常に頭の中にあった。女性の言っていることがおかしいとすぐに気付いた」と話した。同署の作田隆志署長は「関心を持っていても声を掛けるのは大変なこと。コンビニの仕事は忙しいと思うが、しっかりやっていただいて助かった」と感謝した。