埼玉新聞

 

“魔のカーブ”で事故頻発…「環状交差点」に生まれ変わり安全 じつは埼玉5カ所のみ、すぐ増やせぬ理由が

  • 環状交差点を走行する車=羽生市須影

    環状交差点を走行する車=羽生市須影

  • 環状交差点を走行する車=羽生市須影

 ドーナツのような形をした環道を中心に道路が交わる環状交差点(ラウンドアバウト)は、欧米を中心に多数の国で導入されている。警察庁によると、全国に155カ所、埼玉県内では入間市、毛呂山町、日高市、羽生市、寄居町の5市町に各1カ所整備されている(3月末時点)。車の流れがスムーズで安全性が高く、導入している自治体の住民からは「もっと増やしてほしい」という声も。ただ、交通量が多いと渋滞が発生しやすく、整備にある程度の広さの用地を要するなどの理由から、普及は進んでいない。

もっと読む
ツイート シェア シェア