浦和の街と71年、おでん種販売「増田屋」閉店へ ビル閉鎖で決断、常連客から惜しむ声「寂しい」
2019/12/22/00:00
JR浦和駅西口に程近い、さいたま市浦和区高砂2丁目の「ナカギンザ商店会ビル」が、2020年3月末での閉鎖を決定した。築45年になる建物の老朽化が原因で、ビル1階に軒を連ねる約20店舗も移転か廃業かの選択を迫られている。1948年創業のおでん種販売店「増田屋」は、74年の同ビル完成前からこの地で営む最も古い店。閉鎖を機に来年2月末で店を畳む予定で、常連客から「やめないで」と惜しむ声が上がっている。