新座市東北の民家の庭で女性が死亡していた事件で、身元は志木市の無職女性(81)で、死因は低体温症とみられることが25日、新座署の調べで分かった。遺体に外傷はなく、着衣の乱れもないことなどから、同署は凍死の可能性が高いとみて調べている。
同署によると、女性は21日午前11時ごろ、「スーパーに行く」と言って歩いて出掛けたまま行方が分からなくなり、23日午前10時半ごろ、民家の庭であおむけに倒れているのを近所の男性が発見、110番した。
同日午後8時45分ごろ、女性と同居する息子(59)から「母親が帰ってこない」と朝霞署に届け出があり、身元が確認された。