埼玉新聞

 

スタバ初出店、狭山に 県内初の公園内店舗 21年に開店予定 店舗はスタバ、駐車場や大型遊具は市が整備

  • 出店する店舗の外観イメージ(狭山市提供)

  • 協定書を手にする小谷野剛狭山市長(左から2人目)とスターバックスコーヒージャパンの店舗開発部の泉聡敦マネジャー(右から2人目)=25日午前、狭山市役所

 狭山市は25日、官民連携で進めている「入間川とことん活用プロジェクト」で入間川河川敷に飲食施設を出店するスターバックスコーヒージャパンと出店に向けた基本協定を締結した。

 スターバックスコーヒーが出店するのは入間川に架かる昭代橋と新富士見橋の間にある河川敷中央公園内。出店に向けて設計や許認可手続きを進め、2021年3月の開店を予定。スターバックスコーヒーが狭山市内に出店するのは初めてで、公園内に出店するのも県内では初めて。

 狭山市は11年に河川敷の利活用について、民間事業者の商業活動が認められることとなったことから16年度に同プロジェクトをスタートし、河川敷の利活用について検討を進め、出店事業者を公募していた。

 今後スターバックスコーヒーが店舗を整備し、市は大型遊具の設置や駐車場の整備を進め、官民連携で新しいにぎわいづくりを目指す。

 協定を締結した小谷野剛市長は「市民や訪れる方たちにとって居心地の良い場所をどうやったらつくれるか検討してきた。今後出店者にとっても良い環境をつくっていきたい」、スターバックスコーヒーの店舗開発部の泉聡敦マネジャーは「市民の方からも狭山に出店を、との声を頂いていた。イメージを超えるような店舗にしていきたい」と話した。

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