妖怪好き小説家・京極夏彦さん、“あやしい”講演会 20年2月8日、桶川で怪談やミステリー語る
2019/12/30/00:00
「百鬼夜行」シリーズなどの妖怪ミステリーで知られる小説家京極夏彦さんの講演会が2月8日、埼玉県の桶川市民ホールで開かれる。さいたま文学館主催の特別講演会で、タイトルはその名も“あやしい”特別講演会~怪談、妖怪、またはミステリーとして」。
京極夏彦さんは1963年北海道小樽市生まれ。アートディレクターとして広告代理店勤務を経て、デザイン会社を設立した後の94年に「姑獲鳥(うぶめ)の夏」で小説家デビュー。
96年に「嗤(わら)う伊右衛門」で泉鏡花賞、2002年に「覘(のぞ)き小平次」で山本周五郎賞、03年に「後巷説(のちのこうせつ)百物語」で直木賞と数多くの文学賞を受賞している。今年11月、埼玉文化賞にも輝いた。
自他ともに認める妖怪好きの妖怪研究家として、各地で講演会を行っている。
申し込みは、はがきまたはインターネットで1人1回のみ。2人まで申し込むことができる。
はがきの応募は、裏面に講座名「京極夏彦氏“あやしい”特別講演会」と郵便番号、住所、電話番号、人数と全員の氏名、年齢を明記し、〒363―0022桶川市若宮1の5の9さいたま文学館特別講演会係へ。インターネットでの応募は、同館のサイトから申し込む。締め切りはともに1月20日。
問い合わせは、同館(電話048・789・1515)へ。