「一日の美」が見頃 小川のヘメロカリス園、多彩な色や表情楽しんで 800種超栽培、オリジナル品種も多数
2023/07/02/10:51
埼玉県小川町青山の岡本自然農園(岡本守夫さん経営)のヘメロカリス園で、黄、ピンク、オレンジ、赤、紫、白など、多彩な「ヘメロカリス」の花が見頃を迎えている。
ヘメロカリスはユリ科の多年草。ギリシャ語で「一日の美」、アメリカでは「デイリリー」の名前で親しまれているという。高原に咲くニッコウキスゲや、田んぼのあぜに咲くノカンゾウと同じ仲間。
岡本さんは40年近く前から栽培を始めた。その後、品種改良を重ね、今では約800種類を超える品種を栽培している。その多くがオリジナル。
オリジナルの品種には名前を付けている。例えば、笑っているように見える花は「笑い声」、6枚の花びらが交互に濃淡のある花は「水鏡」、モモのようにみずみずしい花は「桃の雫」などと付けている。
開園は9日までの午前9時~午後5時まで。入園料は100円、中学生以下は無料。問い合わせは小川町観光案内所(電話0493・74・1515)へ。