20日から優先エントリー開始 来年2月開催の「さいたまマラソン」 誰もが参加でき「挑戦」応援する大会に
埼玉県さいたま市は、来年2月12日に開催するマラソン大会の名称を「さいたまマラソン(SAITAMA MARATHON)」と決定した。キャッチコピーは「走り出す、挑戦(チャレンジ)する あなたとともに」。初めてのフルマラソンや女性の挑戦を応援するとしている。7月20日から市民向けに優先エントリーの受け付けを開始する。
市スポーツイベント課によると、大会ロゴは、さいたまのアルファベット「SITM」をデザインした。誰でも参加できる大会として、多様性を色の配置や形、模様の組み合わせで表現したという。
主会場はさいたまスーパーアリーナ。2019年のさいたま国際マラソンのコースとほぼ変更はない。定員は先着1万4千人。制限時間は6時間以内。エントリー料は1万5千円(税込み)。7月20日正午~24日まで、市民とコースの一部が含まれる越谷市民の優先エントリーを受け付ける。一般エントリーは7月25日正午に開始する。
マラソンのほか、8キロ(定員1500人)、1・2キロ(同500人)、3キロ(同1500人)、親子ラン(同800組1600人)、車いす(同50人)の種目を設け、誰もが参加できる大会を目指す。いずれも8月29日正午からエントリーを受け付ける。
挑戦するランナーを応援するとして、初心者向けに専用の準備エリアの提供、完走できるようにペースランナーが伴走する。女性ランナーを応援するため、女性専用トイレや託児スペースを設ける。
19年は定員1万6千人に約1万4千人が参加した。同課は定員を2千人減らした理由について、「コロナの影響や他のマラソン大会の申込者数が減っていることも考慮した」としている。
清水勇人市長は6月28日の定例会見で、「チャレンジする全ての参加者が成長していける大会を皆さんとつくり上げていきたい。参加をお待ちしています」と話していた。
問い合わせは、市と共催の一般社団法人さいたまスポーツコミッション(電話048・762・8349)へ。