今年の幸せを祈願、さいたまで七福神巡り 市民ら神様に仮装しパレード、七つの寺社を参拝
2020/01/04/00:00
青空に恵まれた3日、さいたま市中央区の本町通りで市民が扮(ふん)した七福神を先頭に七福神巡りのパレードが行われた。午前11時半、中央区本町の氷川神社をスタートし、本町通りを南へ歩き、最後の鈴谷大堂まで沿道の七つの寺社を参拝し、今年の幸せを祈願した。
弁天様になったデザイナー宮崎咲子さん(40)は「女性の神様の弁天様になりたかった。やっと念願がかなった」と笑顔で歩き通した。香川県出身で4歳と1歳の子の母だ。
テンテンツクツ、ピーヒャラリ…。パレードの先頭を行く小型トラックの荷台では上峰囃子(ばやし)連が演奏を続けた。かね、太鼓、笛の5人のチーム。最年少で小太鼓をたたく本町小学校5年生の高山葉之乃(よしの)さん(11)は「今年は勉強も頑張る」。パレードは約2キロを2時間かけて行われた。
指導している会社員田端ミカさん(37)は「今年もみんなでお囃子を楽しみたい」と話した。