埼玉新聞

 

春日部市の新庁舎、21年度に着工へ 説明会を開催 分散した5カ所の機能を集約、大規模災害時は拠点に

  • 新庁舎イメージ図(春日部市提供)

 春日部市は、2021年度に着工予定の新庁舎の実施設計について中間報告となる説明会を11日から、市内で開催する。

 新庁舎は旧市立病院跡地に建設する計画。市内5カ所に分散している本庁舎機能を集約し、窓口サービスを充実させるなど利便性の向上を図るほか、大規模災害時でも庁舎全体が機能し災害対策拠点となるよう整備する。

 また、市民が集い情報発信や新たな交流を生み出す中心市街地の核として、ギャラリーやカフェ、公共空間を設けると共に、現市役所の跡地に設置する公園や市役所通り沿いに新設する遊歩道も一体的に活用し、イベントやマルシェを開催するなど活性化を図っていく考えだ。

 実施設計は20年度末までにまとめる方針で、旧市立病院の解体工事も同年度末までに終了する見込み。21年度から新庁舎の建設工事に着工し、22年度末までに完了する予定だという。

 日程はほかに19日と25日で、中央公民館、幸松第二公民館、豊春地区公民館、庄和市民センター正風館、武里地区公民館の5カ所で実施。申し込みは不要。

 問い合わせは、公共施設事業調整課(電話048・736・1111)へ。

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