クイズで県の魅力を 埼玉クイズ王決定戦、越谷・イオンレイクタウンで決勝戦 武蔵野うどん愛好会が初優勝
2019/02/04/00:00
クイズを通じて県の魅力を知り、郷土への関心を高めてもらおうとする「埼玉クイズ王決定戦」(県、埼玉新聞社など主催)の決勝戦が3日、越谷市のイオンレイクタウンで行われ、川越市の矢崎英之さん(49)、さいたま市岩槻区の中村一朗さん(50)、千葉県市川市の岡田隼人さん(41)の3人によるチーム「武蔵野うどん愛好会」が初優勝し、第7回クイズ王に輝いた。
予選は伊奈町の日本薬科大学、さいたま市のコクーンシティ、飯能市市民活動センターの3カ所で行われ、198チーム、594人が参加。予選を勝ち抜いた12チーム36人が決勝に進出し、埼玉に関する知識を競った。
今回の決勝には、小学生、中学生、高校生チームも予選を勝ち抜いて出場。問題は県資源循環推進課主幹でクイズ博士として知られる能勢一幸さん(50)が監修、出題した。
決勝は3チームずつの勝ち上がり戦の後、4チームによる早押しなど10ポイント先取の最終決勝を実施。
張り詰めた雰囲気の中、「さいたま市宇宙劇場、市青少年宇宙科学館で名誉館長を務める埼玉県出身の宇宙飛行士は誰か」など、埼玉に関する問題が次々に出され、正解すると、会場から感嘆のどよめきと、大きな拍手が送られていた。
武蔵野うどん愛好会リーダーの矢崎さんは「1回大会から出場して、やっと達成できた。来年も盛り上げたい」と笑顔で話した。
出題した能勢さんは「県内にはクイズ問題としてアピールできる人や物や場所がまだたくさんある。クイズを通じ、県とクイズと両方を好きになってほしい」と話した。