埼玉新聞

 

梅が開花、森林公園で一足早い“春" 梅林の見頃は2月下旬から3月上旬 早、中、遅咲きの開花リレーへ

  • シナマンサクの黄色い花=6日午後、滑川町山田の国営武蔵丘陵森林公園

  • 開花した早咲きの梅「八重寒紅」の花=6日午後、滑川町山田の国営武蔵丘陵森林公園

 滑川町山田の国営武蔵丘陵森林公園の梅林で、梅の開花が確認された。

 梅園には約120品種、約500本の梅の木がある。3月上旬まで、早咲き、中咲き、遅咲きの梅の花がリレーのよう順次、開花するのが特徴。

 開花を確認したのは昨年12月28日。早咲きの「八重寒紅」という品種。約50本あり、その中の数本に、数輪が開花している。梅林の見頃の最盛期は2月下旬から3月上旬。

 一足早い“春の足音"に、野鳥撮影に訪れていた女性も「鳥と梅、良い写真が撮れました」と笑みを浮かべていた。

 針葉樹園では、いち早く春の訪れを告げるマンサクの開花も確認された。同園には約40種類、約70本のマンサク類がある。シナマンサクは、まだ枯れ葉が多く残る。その中で一部の枝には黄色い花が見られるようになった。天候にもよるが最盛期は2月中旬。

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