11、12日にさいたま市のJRさいたま新都心駅周辺のけやきひろば、コクーンシティなどで行われる「第17回さいたま新都心大道芸フェスティバル」を前に、同フェスに出演する大道芸人松鶴家天太（しょかくや・てんた）さんが10日、同市中央区の県立小児医療センター外来ラウンジで出張パフォーマンスを行った。

　今年の同フェスには国内外の49組が出演。曲乗り自転車、アクロバットジャグリングなどを披露するフランスの「Les　Dudes（レデュデュス）」や「中国雑技芸術団」、さいたま市出身・在住のジャグリングアーティスト「5039（コーサク）」さんらが驚愕（きょうがく）の技の数々を披露する。

　松鶴家天太さんは同センターで療養中の子ども達らに向け、ジャグリングやバランス芸などを披露。子どもたちと触れ合いながら「ぜひ遊びに来てね」と呼び掛けていた。

　主催するさいたまアリーナの沼尾義彦さん（34）は「ダイナミックなパフォーマンスや心温まる芸、笑いやびっくりといった個性あふれる妙技をぜひ楽しんでいただければ」と来場を呼び掛けている。

　同フェスの開催時間は両日とも午前11時から午後4時まで。入場無料。問い合わせは、さいたまスーパーアリーナ（電話048・601・1122）へ。