大道芸フェス、さいたま新都心で開催 国内外49組が参加、13カ所で披露 楽しむ客にぎわう
2020/01/12/00:00
新年恒例の「大道芸フェスティバル」が11日、さいたま市中央区のJRさいたま新都心駅周辺で始まった。サーカスとコメディーを融合したカナダの「LesDudes(レデュデュス)」や「中国雑技芸術団」など、国内外49組が参加。同駅前の自由通路やコクーンひろばなど13カ所の会場は大道芸を楽しむ人々でにぎわった。
男女ペアの「叶結Kanauknot」は高い身体能力を生かしアクロバットで観客を沸かせた。2人が重ねた椅子の上で逆立ちを決めると観客から大きな拍手が送られた。「EPPAI(イッペイ)&マサトモジャ」の男性2人組は、さまざまな楽器を一人で奏でる「ワンマンオーケストラ」や、女装してぬらした髪を振り回すなどの体を張ったパフォーマンスを披露した。
2人の大ファンで7年連続で見に来ている平野侑彦(ゆきひこ)君(12)=鴻巣市=は「すごく面白かった。ハトの人形を飛ばす振りをするネタをまねして自分でもやってみたい」と目を輝かせた。
最終日の12日は午前11時~午後4時、さいたま新都心駅周辺で開催される。