鶴ケ島市役所を装う詐欺電話、信じた女性カード被害 翌日、市役所や銀行に電話して発覚
2020/01/13/00:00
10日午後2時10分ごろ、鶴ケ島市の無職女性(76)から「市役所職員などを装った男らにキャッシュカード3枚を盗まれた」と西入間署に届け出があった。
同署によると、9日午後4時10分ごろから、市職員を名乗る男から数回、「保険料の還付金があり、振り込みたい」「手続きをしたが、番号が違い、2度失敗。カードが使えなくなった」「緊急にカードを作るので、担当者を向かわせる」などと電話があった。同日午後5時ごろ、女性方を銀行員を名乗る男が訪れ、封筒に銀行のキャッシュカード3枚を入れて保管するように言い、隙を見て封筒をすり替えて持ち去った。女性は翌日、市役所や銀行に電話を入れてだまされたことに気付いた。
男は30代で、身長約170センチ。コートに黒いズボン姿だった。