ラグビーのトップリーグ（TL）が12日に開幕。熊谷市に本拠地移転を表明しているパナソニックがホームの熊谷ラグビー場でクボタと開幕戦を行い、34―11で快勝した。

　パナソニックは、3―3の前半9分にWTB竹山のPGで勝ち越すと、同17、21分にWTB福岡の連続トライで突き放した。同32分にはSO山沢（熊谷市出身、深谷高出）が中央を突破してトライを決め、27―3で前半を折り返した。後半は押し込まれたが、同38分にワンカイナベテのトライでダメ押しした。

　昨年のラグビーワールドカップ（W杯）日本大会の会場となった熊谷ラグビー場での開幕戦には1万7722人が詰め掛け、熊谷ラグビー場で行われたトップリーグの試合では過去最高の観客数を記録した。W杯で火がついたラグビー人気は根強かった。

　パナソニックは今季、第5節2月15日、第7節2月29日、第8節3月7日、第12節4月11日、第13節4月18日、第15節5月9日の6試合を熊谷ラグビー場で行う。