<成人式>五輪イヤーの新成人たちを応援 川口の1964年東京五輪の聖火台、新成人らが点火
2020/01/14/00:00
川口市のJR川口駅東口のキュポ・ラ広場で13日、成人式に合わせ、1964年東京五輪の聖火台に新成人らが点火するイベントが開かれた。五輪イヤーに新成人となった若者たちを応援しようと、川口市が企画した。
成人式の実行委員4人と奥ノ木信夫市長がトーチで点火。鮮やかな炎が上がると、集まった市民ら約2千人から拍手が起きた。
新成人代表として点火した東京福祉大2年の杉村由喜さんは「将来は障害のある子らを支える特別支援学校で働きたい」。実践女子大2年の角田有沙さんは「国際舞台で仕事をしたい」と話した。
市立川口高校(現川口市立高校)野球部OBで新成人の15人が、聖火台の前に集まっていた。
ピンチの時にみんなを励ますムードメーカーだった姫沼飛画さんは、川口市消防局で2年目の消防士で「2年はあっという間だった。でも、これから先は長い。この街を守るという、入った時の気持ちを忘れないで頑張ります」と話した。