独立行政法人水資源機構が管理する埼玉県秩父市の浦山ダムで4日、ダム下流で必要な水を放流している利水放流設備の整備に伴い、ダムから下流への河川維持放流の確保のため、代替放流として通常は洪水調節で用いている常用洪水吐きからの放流が始まった。
代替放流は、ダムの放流の勢いを抑制する「減勢工」に貯めた水を放流して行うため、減勢工への水の補充を常用洪水吐きから断続的に放流している。期間は3月1日までの予定で、断続的に放流する。
問い合わせは、独立行政法人水資源機構荒川ダム総合管理所(電話0494・23・1431)へ。