所沢署は16日、所沢市土砂堆積規制条例違反の疑いで、群馬県高崎市井野町、会社役員の男(42)を逮捕した。
逮捕容疑は、男が管理する所沢市内の土地2カ所の土砂について、市から昨年8月30日までに堆積面積が500平方メートル未満になるまで除去するよう命令を受けていたのに、履行しなかった疑い。
同署によると、条例では500平方メートル以上の土砂の堆積は事前許可が必要だが、男は許可を得ていなかった。男は建設工事などで出る残土を置き、市は昨年4月26日に命令を出したが、期限までに履行されなかった。男は「措置命令を受けたが何の対策もしなかった」と容疑を認めているという。