埼玉新聞

 

全国トップクラスの受診者数に 大宮シティクリニック、人間ドック啓発でイベント 重要度増す予防医療

  • 「人間ドックの日」を啓発するクリニック入り口のフラワーウォール=12日午前、さいたま市大宮区の大宮シティクリニック

    「人間ドックの日」を啓発するクリニック入り口のフラワーウォール=12日午前、さいたま市大宮区の大宮シティクリニック

  • 「人間ドックの日」を啓発するクリニック入り口のフラワーウォール=12日午前、さいたま市大宮区の大宮シティクリニック

 大宮シティクリニック(さいたま市大宮区)では、7月12日の「人間ドックの日」を啓発しようとフラワーウォールイベントを行っている。クリニック入り口の壁面にヒマワリやコチョウランなどの生花を飾り、健康で色とりどりの人生を応援するメッセージを掲げた。「人間ドックの日」当日は、啓発とともに同クリニックが今年設立40周年を迎えた感謝の気持ちとして、受診者に切り花を無料配布した。イベントは15日まで。

 日本人間ドック学会によると、人間ドックを日本で最初に組織的に行ったのが1954年7月12日、国立東京第一病院(現国立国際医療研究センター)と言われており、これにちなんで同学会がこの日を人間ドックの日と制定。全国で人間ドックの普及や啓発活動を行っている。

 フラワーウォールのイベントは、病気の早期発見や健康増進につなげる目的で昨年から実施。予防医療の重要性が高まっている中、大宮シティクリニックでは昨年、受診者が4万人を超え、全国でもトップクラスの健診クリニックとなっている。

 同学会の理事も務める同クリニックの中川高志理事長(72)は「健診は不安でおっくうかもしれないが、チャンスである。健康がベースにあってこそ今日があり明日がある。後ろ向きではなく、前向きな気持ちで健診を受けてほしい」と話していた。
 

ツイート シェア シェア