埼玉新聞

 

食中毒や病気感染防ぐ衛生管理を評価 さいたま市保健所、理容室などの経営者や従業員ら48人を表彰

  • 理美容従業員ら48人を衛生表彰

 さいたま市食品・環境衛生関係者保健所長表彰式が20日、同市中央区鈴谷の市保健所で開かれ、市内の飲食店や理容室、美容室などの経営者、従業員ら計48人が表彰された。

 顧客の口に入る食品を調理する飲食店をはじめ、はさみやくしなど、直接肌に触れる器具を扱う理容店、美容店などは食中毒や病気感染を防ぐため、手指の洗浄や器具の消毒など、厳しい衛生管理が求められている。

 出席者は日頃の業務内容や意識が評価され、優良施設、衛生功労者、優良従業員の3部門で西田道弘保健所長から表彰された。

 大宮区の理容店「ヘアーサロンクロス」からは、黒須昌子さんと伊藤麻里恵さんの2人が優良従業員として表彰された。

 黒須さんは3年ほど前、病気で体が不自由になったが、今もタオルを消毒して片手で畳むなど、できることから店舗の衛生管理に貢献している。表彰された黒須さんは「大変光栄です」と笑顔を見せた。

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