埼玉新聞

 

「野人」らが呼びかけ…試合日の埼スタで献血実施、80人が協力 かつての名選手にサポーターら大喜び

  • レッズサポーターに献血と血管年齢測定を呼びかける岡野雅行さん(中央)=8日、埼玉県さいたま市緑区の埼玉スタジアム2002南広場

    レッズサポーターに献血と血管年齢測定を呼びかける岡野雅行さん(中央)=8日、埼玉県さいたま市緑区の埼玉スタジアム2002南広場

  • レッズサポーターに献血と血管年齢測定を呼びかける岡野雅行さん(中央)=8日、埼玉県さいたま市緑区の埼玉スタジアム2002南広場

 明治安田生命浦和支社(橋本守世支社長)は、8日に開催されたJ1浦和対FC東京戦の試合前に埼玉スタジアム駐車場で、日本赤十字社と協働で献血を実施。浦和サポーターら80人が献血に協力した。

 同社が全国で展開している「地元の元気プロジェクト」と、Jリーグ全60クラブが取り組む社会連携活動「シャレン!」による社会貢献活動の一環として行われた。

 スタジアム南広場に設けた同社血管年齢測定のブース前では“シャレン!で献血”を合言葉に、浦和OBの岡野雅行さんと永田充さん、JリーグOB会理事で元FC東京の石川直宏さんが「献血に協力を!」とチラシを配布してサッカー観戦者に呼びかけた。

 20年来のレッズサポーターである越谷市の丸山晃さん(39)、理恵さん(38)、蒼くん(6)親子は、岡野さんを見かけて献血チラシをもらい、記念撮影してもらうと大喜び。血管年齢測定を行った理恵さんは「実際の年齢よりやや上だったので健康に気をつけます」と話していた。

 同社永島英器社長も会場を訪れ、岡野さんらと歓談した。永島社長は「多くの方々に献血に協力いただき感謝したい。JリーグOB選手と一緒に活動できて一体感を感じた。社会課題の解決に向け、Jリーグと連携を深めて地域で取り組んでいきたい」と述べた。

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