日本初繁殖、キボシイワハイラックスの赤ちゃん誕生 東松山で2頭 豪の動物救う募金も受け付け始める
2020/01/26/00:00
東松山市岩殿の県こども動物自然公園で、「キボシイワハイラックス」の赤ちゃん2頭(性別不明)が誕生した。国内で飼育・展示しているのは同園だけで、日本では初の繁殖という。
この動物はアフリカ東部、南西部のサバンナ、低木林、森林に生息。体長32~56センチ、体重1・3キロ~3・6キロ。昨年9月にオープンした小動物舎「eco(エコ)ハウチュー」で飼育、展示していた日本初公開の3種類のうちの1つ。妊娠期間は約200日間。
赤ちゃんは今月11日に誕生。順調に育っており、元気に動き回る姿が見られるという。
同園では「日本初公開のかわいい赤ちゃんに会いにきてください」と話している。
なお、「eco(エコ)ハウチュー」には計19種類の小動物が飼育、展示されている。
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「オーストラリアの動物たちを救おう!」と東松山市岩殿の県こども動物自然公園では、園内の案内所で募金の受け付けを始めた。
現在、オーストラリアでは昨年9月に発生した山火事と干ばつが続き、野生動物が危機にひんしている。東南部のニューサウスウェールズ州では8億頭が、全土では10憶に上ると推計。火災が鎮火した後も、一度失われた生態系を取り戻すには、長い年月がかかり、長期的な支援が必要になるという。
募金は、野生動物の救助を行い、野生復帰に向けた活動を進めているZАА(オーストラレシーア動物園水族館協会)に送金する。募集期間は3月31日まで。