低気圧が暖気を持ち込んだ影響で29日の県内は20度近くまで気温が上がり、山沿いを中心に雪が積もった28日から一転、4月中旬並みの陽気となった。
熊谷地方気象台によると、最高気温は鳩山町で19・9度、熊谷市で18・9度、さいたま市と越谷市で18・6度、久喜市で18・3度など全8観測地点で今年の最高気温を記録。鳩山町と久喜市では1月の観測史上最高気温を更新した。
熊谷市の熊谷桜堤では、春の訪れを告げる菜の花が咲き始め、コートを脱いで散策する人や半袖Tシャツ姿で汗を流すランナーも見られた。
30日も15度前後まで気温が上がる見込み。